今年も江戸川まちづくり学科では「企画力、組織力強化のための現地見学(全3回)」のカリキュラムに基づいて、同窓生が立ち上げたグループを見学しています。そのグループが何を目的に、どのように組織されたかを勉強します。第2回目は、介護・健康学科6期生が立ち上げた江戸川みまもり隊です。
- 日 時 平成31年2月8日(金)10時~12時
- 講義場所 江戸川みまもり隊事務所
- 参加者 14期生13名、佐谷学科長、事務局ー2名
〔内容〕
佐谷学科長の挨拶のあと、4班に分かれて実際にみまもり活動を行いました。1、2班は江戸川2丁目、3、4班は江戸川1丁目です。1時間でそれぞれ4軒をみまもりました。佐谷学科長と事務局の方も各班に参加されました。その後、約1時間で江戸川みまもり隊の話しと質疑応答で終了しました。
〔江戸川みまもり隊の立ち上げと運営ー伊久美代表〕
- 立ち上げ経緯
平成23年7月から人生大学の数人のメンバーで活動を開始。その頃訪問介護の仕事をしていた流れで「地域への思い」を胸に少しずつ始めた。
とにかく声掛けをし、本人の承諾を得ながら訪問し続け、1年経った頃から信用されるようになり、事務所も借りられるようになった。
- 運営
現在会員は55名。会費1,000円/年 他区からのボランティア補助金、企業からの助成金だよりでやっている。→主にコピー機、用紙、インクに使用。
- 継続
仲間、地域の方々、人生大学のBack up等で力になっている。
活動にあたり、高齢化が進んでいるので健康面で気がかりである。
自分の為、地域の為にチャレンジしてほしい。
〔質疑応答〕
- 活動していて効果があったことは→防犯的には役立っていると言われる。
- 訪問中何か遭遇したことは→一人暮らしの方が自宅で亡くなっていたことがある。
- みまもり隊を広める広報活動をしているか→まだしていないが会員には自分の地域で活動することを期待している。
- 自分も地域でやりたいと思うがどうしたらいいか→仲間を作り、よく話し合いながら信念を貫くこと。
- 大変な思いをしても続けて来られたのは→「地域への思い」に尽きる。
他、たくさんの質疑応答があり授業を終了しました。